毎月10冊読むための、冊数稼ぎの読書

 

こんにちは、いぬい紀です。

 

今回は、いよいよ本を10冊読んでみようという話です。

 

前回までの話で、少しなりとも本は読めましたでしょうか?

 

なかなか難しいかもしれませんが、
本を少しでも読もうと決めた段階でかなり前進です。

 

これからもがんばりましょう!

 

  

冊数稼ぎの読書

 

さて、冊数稼ぎとは一体なんでしょうか?

 

これは、冊数の目標を立てた際に、いずれお世話になる方法です。

 

すなわち、目標に至るまでの足りない分の冊数を、
読みやすい本で埋めてしまうということです。

 

絵本、いいと思います。
文字が少し多めの漫画、いいと思います。
ライトノベル、いいと思います。

 

とにかく、「これなら読める」という種類の本を常にキープしておくことです

 

そうすると、不安が少しでも減らせます。

 

読書の習慣化のために、冊数目標を立てることは多くの人にとって必然です。

 

達成できなくても軽く考えられる人は無茶をしても大丈夫です。

 

ですが、達成できないことを悔いる人であれば、
少しでも達成できるような緩いルールを用意しておくべきでしょう。

 

それが、確実に読める本を用意しておくということです。

 

そういう本を用意しておけば、
少し分厚めの本に挑戦したい月でも関係なく目標達成できます。

 


さて、今回書くべきことはこのくらいかなと思っています。

 

ですが、少し触れておきたいことがあるので、以下に書かせていただきます。

 

それは、自己啓発書についてです。

 

 

冊数稼ぎに使いやすい自己啓発書

 

読みやすい本、その一例としてあげられるのは、自己啓発書でしょう。

 

出版の世界で、自己啓発書ほど賛否両論のものは無いのではないでしょうか。

 

自己啓発書、ご覧になったことはあるでしょうか?

 

 

こういうのです。

 

なんとなく雰囲気は掴んでもらえたでしょうか?

 

特に最近のものは薄くて文字が大きく、そして行間が広くできています。
全体を通して、人の気持ちを煽るような刺激的な語り口です。

 

そういうためか、非常に酷評されることが多いです。

 

特に多いのは、内容が薄っぺらいという批判。

 

もしかしたらそうなのかもしれません。
ですが、そういうものから学ぶことだって、可能なのです

 

学生時代、いぬいはこんな光景を見ました。

 

自己啓発書を否定的に評価しているある学生が、
学校で開かれた就活セミナーの講師の発言を熱心にメモ。

 

彼の中では矛盾しない行動だったのかもしれません。
ですがいぬいとしては、
自己啓発の内容をせっせと頭に入れるのも、講師の話を一生懸命メモするのも同じことに思えます。

 

誰でも、ひとつ上の自分になるための情報は欲しいからです。

 

その情報源が、友だちであろうと、恋人であろうと、先生であろうと、本であろうと、
そんなことはどうでもよいのではないでしょうか。

 

だからこそ、いぬいは自己啓発書であっても堂々と読んでいいと思うのです。

 

もっとも、「うわ……」みたいな目をされるのでこっそり読みましょうこっそり。

 

さて、今回お話したいことは以上です。

少し練り直しをしたいので、次回更新日は未定とさせていただきます。

ありがとうございました、またよろしくお願いします。

一生ものの読書習慣をつくる

こんにちは、いぬい紀です。


いよいよ4月になりました!

 

いぬいの住んでいるところでは、昨日が桜満開でした。
桜、ぜひとも見に行ってくださいね。

 


さて、本日から、いよいよ本を読んでいくことについてです。

 

これまでは本の選び方とか、心構えの話でした。
今回から実際に読んでいきます。

 

まず、読書習慣を作る2つの原則をお伝えします。

 

  • 無理をして読まない
  • 毎日読む


驚くほどにシンプルですが、この2つに尽きると思います。

 

 

無理をして読まない、とは?

 

本を手に入れたとき、
多かれ少なかれプレッシャーを感じないでしょうか?

 

この本を全部読まなくてはならない

 

そういうプレッシャーです。

 

本棚に置いてある読みかけの本を見たとき、
気が重くなるのであればそのプレッシャーを感じているのです。

 

本が好きで好きで仕方ない人は、
まだ読んでいないページがあることに喜びを感じるのですから。

 

前回も触れましたが、読書初心者の段階では、読了できなくていいのです。

 

もちろん、読了が苦でないのであれば、どんどんやってください。
必ず自信になります。

 

ですが、そもそも本を読んだことがないのであれば、

 

本を手に取っただけで御の字、
1ページでも読んだのであれば大躍進です。
読了? もはや進化です!

 

くらいの気持ちでいましょう。
事実そうなのですから、大げさなんかじゃありません。

 

そのことを示したくても、
それは実際に体験しないと伝わらないものです、
伝えられないのがすごく残念。

 

時間はかかるものの、いつか必ず体験してもらえたら嬉しいです。

 

 

毎日読む、とは?

 

当たり前のことですが、

 

本を毎日読むつもりでいるなら、本を毎日読まなくてはなりません。

 

しかし、実際そうはいかないのです。

 

いぬいはピアノを習っているのですが、
毎日ピアノの課題曲を練習しようとしてもなかなかそうはいきません。

 

夜まですっかり忘れていてできなくなることもありますし、
家族がピアノの上に洗濯物を置いていて(どければいいのに)やる気が萎えることもありますし、
どうしても時間が足りないこともあります。

 

そういうとき、ピアノの前に座るだけを課題としています。

もう少し余裕があるときは、30秒で弾ける曲だけ弾いています。

さらに余裕があれば、課題曲の右手だけで、最初の一小節だけ――

さらに余裕が――

 

こんな風に、続けることだけを目標としています。

 

いぬいが読書習慣を作ったときも、
このような手順を踏んでいたのだと気づきました。

 

読書習慣を作った際、

大学まで電車とバスで通学していたのでその時間で本を読んでいました。

 

幸いなことに、大学まで1時間半電車とバスに乗らないといけなかったので、
読書習慣を作るのに完璧な環境だったと思っています。

 

しかしどうしてもやる気が出ないときもあって、
そのときは寝るかスマートフォンで遊んでいました。

 

そのくらいのゆるさが、続ける秘訣だったと思っています。

 

できるのであれば、読む時間を作る
読む時間があまり無いのであれば、前書きか後書きだけ読む
その時間もなさそうであれば、本の目次をチラチラ眺める
それも無理なら、本を手に取る
そして出かける際は、必ず本を1冊カバンに入れておく

 

これを毎日続けます。

 

それだけで、読書をするのにとてもよい心構えが自然整うことになります。

 

ここで言う毎日読むとは、その程度の軽いものだとお考えください。

 

本を読む方法の一例


原則さえわかってもらえたのであれば、
どんな風に本を読んでもらっても構わないと思います。

 

ですが、ひとつの案を一応出しておきます。

 

前書きと後書きを読みましょう。

 

それだけで、とりあえず目標は達成できたと考えてよいと思います。

 

あるいは、著者以外の人間(訳者など)が寄せた推薦文でも充分でしょう。

 

というのも、このあたりには全体の簡単な要約が書かれていることが多く、
ひとりの読者としての意見が載っていることが多いからです。

 

これはとても活用できます。

 

ただ、そういうものを本文より先に読むとそちらに引っ張られ、
中立的な視点を失ってしまうことになるという意見があります。

 

もしかしたらそうなのかもしれませんが、
いぬいは気にしたことがありませんでした。

 

むしろ、ひとつの手がかりを与えてくれた書き手に対しての、
感謝の気持ちのほうが大きいです。

 

ぜひとも活用してもらえればいいのではないでしょうか。

 

なお、ここで最初の原則を思い出してください。

 

  • 無理をして読まない
  • 毎日読む

 

でしたね。

 

面白くないのに読み続ける必要はありません。

 

そして、昨日たくさん読んだからと言って、
今日の読書が免除されるわけではありません。

 

あくまで自分に優しく、でも最低限のラインは守る程度に律してもらえたら大丈夫です。

 

というわけで、ぜひ今週も読書週間として取り組んでくださいませ。

 

 

まとめ
  • 最低限できることをするだけでもいいので、必ず毎日続ける
  • 前書きと後書き、あるいは推薦文を読めば充分
  • 昨日がんばったからと言って、今日やらないのはナシ!

 

ありがとうございました。

次回は、4月11日(月)更新予定です、よろしくお願いします。

 

きっと来週にはもう桜は散っているでしょう、

お花見は早めにどうぞ。

本は10冊一気に手に入れよう

お詫び

前回の最後に、3月21日(月)更新予定であると書きましたが、
あまりにも多忙だったので一週間遅れました。
お詫び申し上げます。

 

※ ※ ※ ※ ※ ※


こんにちは、いぬい紀です。

 

本日は、本を読む心を準備することについてのお話です。

 

前回は、とにかく書店に行こうという話でした。
その後、いかがでしょうか。
もしかして、すでに何冊か本を買っていただけた方もいるんじゃないでしょうか。

 

もし、その本を少しだけでも、目次だけでもお読みいただいているのであれば、
いぬいが言うべきことはもうほとんどないのかもしれません。

 

今回は、書店には来たものの次はどうしたらいいのかわからなくなった方を対象に、
こちらから提案をさせていただきたいと思います。

 

 

本を10冊一気に手に入れよう

その提案と言うのは、

 

本は10冊一気に手に入れよう

 

ということです。

 

この10冊と言うのは、個人的にベストだった数字なので、
こだわってもらう必要はありません。

 

5冊がちょうどいい人もいますし、
20冊の人もいるでしょう。

 

とにかく、複数冊を一気に買って(借りて)しまったほうがいいよ、という提案です。

 

本を読まないうちは、1冊の本に期待をかけすぎてしまいがちです。

 

それがよくない。

 

本と言うのは、非常に多様な面を持つものです。

 

今の自分に関係のなさそうな章やトピックも、
必ずと言っていいほど存在します。

 

そういうテーマに思った以上にページが割かれていると、
この本はひょっとして自分に合わないんじゃないかと思いこんでしまい、
「やっぱり本なんてつまらない(役立たない)」という結論になりがちです。

 

友だちがひとりしかいないとき、
その友だちのちょっとした不在がやたらと不安になるのと似ています。

 

大学受験や就職活動で、
滑り止めを用意しなかった人はほとんどいないでしょう。

 

だから、堂々と数冊の本をキープしておいたほうがよいでしょう。

 

常に、うまくいかなかったときのための「次の一冊」が必要です。

 

 

「この本は少しだけ読めた」で充分

もうひとつ、大切なことをお知らせしておきたく思います。

 

基本的に本というのは、分厚いものです。

読了するなら数日かかると思っておくべきでしょう。

 

読了せずに本を返すのは、非常に悔しい気持ちになるかもしれません。

 

いぬいも図書館通いを始めたころ、
10冊借りて5冊はまったく読まずに返し、
2冊は途中で挫折して返し、
そして3冊だけは読了するという具合でした。

 

本は、読めなくて当たり前です。

 

テレビやインターネット、スマホゲームなど、
本よりも手短に面白さを感じさせてくれるものはたくさんあります。

現代は、誘惑が多くて読書の難しい時代です。

 

それでもみなさんもいぬいも、本を読もうとしているわけです。

 

立派なことじゃありませんか。

 

前にも書きましたが、
いぬい自身本を活用するようになったのはここ1,2年のことです。

 

そもそもこの読書という取り組みには、
年単位の時間がかかるものなのです。

 

逆に言えば、

本は年単位でみなさんが活用してくれるのを待ってくれるのです。

 

今読めなかったその本にも、
いずれまた出会う機会があるでしょう。

 

忘れられない1冊というのは、
大抵一度は挫折した本です。

 

今からがんばりすぎないことが大切です。

 

とにかく、10冊借りれば読書量0が1になります。

  

0が1になるのは、奇跡です。

その奇跡を起こせたことに自画自賛していれば、
今回の目的は充分達成できたと言えるでしょう。

 


少し読めることで充分なのです。

 

取扱説明書のことを考えてほしいんですが、
何かトラブルが起きたときに、1冊全部読むことはないですよね。

 

それと同じで、自分の今抱えている問題の解決策が1冊の本の中の、
わずか1章の中で完結していることはしょっちゅうです。

 

1章しか、1ページしか読まなかったとしても、
自分の抱えている大きな問題を解決することは充分ありえるのです。

 

1章しか読めなかったのではなく、
未来の自分のために1章だけ読んでおいたのです。

 

事実そうなので、何も恥じることはありません。

 

ぜひとも気になる次の一冊を見つけ続けてください。

 

  

まとめ

  • 本は10冊一気に手に入れよう
  • 選んだ本を読めなくても、次の一冊に行こう
  • 今からがんばりすぎずに少しずつ読もう
  • 少しだけでも読めたら充分

 

ありがとうございました。

 

次回は4月4日(月)更新予定です。
よろしくお願いします。

読書習慣を作るために、最初にやること

いぬい紀です。こんにちは。

 

読書の習慣化を目指そう、という話でした。

 

そのためにどうしたらいいのか。
最初の一歩として何をするべきなのか。

 

いぬいは、まず書店に行こう、というアイディアを出したいと思います。

 

図書館ではなく、書店です。
(実は図書館は中級者から上級者向け施設です)

 

ぜひとも、書店に行ってください。
なるべく大きな書店がいいでしょう。

 

紀伊国屋書店ジュンク堂
関西の人は大垣書店
東京にお住まいなら八重洲ブックセンターは特にオススメです。

 

なぜ本屋なのか、それを説明いたします。

 


置いてある本を手に取れば、自然と読みたくなってくる

読書習慣の無い方は、最近書店に入ったことはあるでしょうか?

 

おそらく多くの人は無いと思います。
だからこそ、読書習慣が無いという現状があるのでしょう。

 

例えば漫画しか読まない人も、漫画コーナーにしか近寄らないことでしょう。

 

読書を習慣化するつもりでいるなら、
ぜひとも週に1度くらいは、書店めぐりをしていただきたいです。

 

何かのついでに近くの書店にちょろっと寄って、
店内に出ている本を数冊手にとって眺めてもらうだけで結構です。

 

そのくらい気の抜いたことをしていても、
不思議なことにそのうちいい本に巡り会えます!

 

興味を持ったら、とにかく手に取ってみる。

 

それが、読書習慣を作るための、今すぐできる大切なことです。

 

さて、ではどんな本を手に取ればいいのか?
それはみなさん自身の必要性に応じてもらえればいいはずです。
しかし、まずは興味のあるなしで選びましょう。

 

すなわち、

まず目に入ってくるタイトルの本を手に取り、中をめくってみる

ことですね。

 


タイトルで決める

最近はちょくちょく扇情的なタイトル、
やけに具体的なタイトルの本を見かけます。
本を売るためのひとつの策なのでしょう。

 

特にライトノベルやビジネス書に多いです。
例えばいくつか例を挙げてみましょう。

 

  • 天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある
  • なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか――孫正義のYesと言わせる技術
  • 男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (1) ―Time to Play― (上) 
  • とある魔術のヘヴィーな座敷童が簡単な殺人妃の婚活事情


すごいでしょう。
まるで2ちゃんねるスレッドのタイトル(スレタイ)みたいなものもあります。

 

これくらいタイトルが多様であれば、
ひとつくらい面白そうなものが見えてくるはずです。

 


本の中身で決める

タイトルだけではなくて、構造にも相当気を使っているのが見て取れます。

例えばこの本

 

  • お金が貯まるのは、どっち!?


最初にページをめくるとこの本、
優秀な二人の兄弟の話が紹介されます。

 

イラストこそ簡単なものですが、
絵本を意識しているのか、簡単に読めるようになっています。

 

同じように優秀なのに、選択が少しずつ違った二人。
数十年後、その二人の運命は大きく変わる――

 

もし最初からがっつり文字だけで構成していたら、
まるで文字が「黒い四角の塊」に見えて、
きっと手を伸ばしてもすぐに戻してしまうでしょう。

 

特に最近の本は、非常にわかりやすくなっています。
目次も、かなり気を使っています。

 

例えば、こんなの。
全部別の本です。

 

  • 不機嫌な人は心の中に「あせり」がある
  • こんなに働いているのに、どうしてお金が貯まらないのだろう
  • 似ていない地球の「兄弟星」
  • ギラギラの「欲望」は必ず「善きビジョン」に変わる
  • 「何でも話して」はプレッシャー


なかなか興味の湧いてくる目次だと思いませんか。

 


パラ読みでも世界は広がっていく 

繰り返しますが、

 

週に1日、15分だけでもいいから本屋さんでブラブラしていただきたい。
なんとなく気になる本は、手にとってめくってみましょう。

 

それだけで、例えまだ読書の習慣にならなくても、
自分の世界が広がることを感じられると思うのです。

 

そしてその広がっていく感覚が、読書をする上でとても大切なものなのです。

 

まだ、読まなくても結構です。
世の中、面白いことを考えてる人がいるんダナァーくらいに思っておきましょう。

 

何週間目、何ヶ月目に効果が現れる! と期限付きの約束はできませんが、
それでもいずれ必ず読みたくなってくるでしょう。
そのときまで、焦らず待ちましょう。

 


すでに読みたくなった人へ

この時点で幸運にも読書のモチベーションが上がった方へ。

 

少しくらいなら立ち読みさせてもらうこともアリだと思います。
ですが、あんまりのめり込むのも良くない。

 

しかし、お金を使うことはやはりなかなかの冒険です。
もしその本が地元の図書館にもあるのであれば、
本屋に行った足でそのまま図書館に行くことをオススメします。

 

本を買うのは、意外とリスクです。
まずお金が減ります。


そしてそれ以上に怖いのは、
買ったまま読んでいない本は、買った人間に圧をかけてくるということです。

 

特に最初のうちは、何度も読み返したいものだけを買うようにしたほうがいいでしょう。
挫折した本を部屋に置いておくと、精神的にかなりキツいものがあります。

 

だからこそ、1度目は図書館で読んでもらったほうがいいと思うのです。
お金も必要ありませんものね。

 


まとめ

  • 書店に行く習慣をつけよう。
  • 週に1回、15分以上ブラブラすることが目安。
  • これより多いのはなおさらよし、時間が取れない場合は、できる限りで可。
  • 本を買いたくなったら買ってもよいが、最初は図書館に借りに行くほうがオススメ。

 

ありがとうございました。

 

次回は、3月21日(月)更新予定です。

よろしくお願いします。

読書の習慣化は無理のない程度に

こんにちは、いぬい紀です。

 

このブログではいぬいの経験をもとにして、
どうすれば読書を習慣化できるかを考えていきたいと思います。

 

いぬいは、本が好きです。
しかし残念なことに本が好きな人、本を読むことが習慣化している人は多くないそうです。

 

新しい年が来ると、多くの人が今年の抱負に読書と書くと思います。

 

「今年こそ10冊読む!」

 

しかし、どのくらいの人が達成できるのか。
いぬいにはわかりかねますが、残念ながら多くはないでしょう。

 

本を習慣にしていない人は、本の恩恵をほとんど受けていないと思います。

 

だとしたら、もしかすると「本を読もうよ」と声をかけるのはお節介なのかもしれません。
メリットがあると思わないのに、勧められてもつまらないからです。

 

ですがこのブログを読んでくださっている方の中には、もしかすると本当に本を読んでみたい人がいるのかもしれません。

 

読書を習慣化したい人がいると思うのです。

 

いぬいは、6年前までほとんど読書をしませんでした。
しかし、今では月に10冊程度は当たり前のように読んでいます。

 

そして今では、本を読まないなんて考えられないと思うようになりました。

 

本からは、たくさんのことを学びました。

 

その中でもっとも大切だと思うのは、
時間をかけて勉強したことは、信じられないほどの宝物になるということです。

 

  • すぐに、本が読めるようになる方法。
  • 明日迫っている試験を乗り越えるために、すぐに知識を頭に入れる方法。
  • 読んだものを決して忘れない方法。
  • 本をすぐに役に立てる方法。


申し訳ありませんが、これらについてはお知らせできません。

 

意地悪をしているのではなくて、本当に知らないのです。

 

いぬいが、本当の意味で読書の恩恵を受けていると感じたのは、ここ1,2年のことです。

 

確かに、はじめてから1,2ヶ月も本を読み続ければ、充分賢くなったような気がして、目が覚めたような気持ちでした。


ですが行動力の追いついていなかったので、頭でっかちになってしまいました。
頭でっかちになることだけが本の効果ならば、この世から本はとっくになくなっているでしょう。

 

読書を習慣化し、自分なりの方法を確立したとき、はじめて本は役に立ってくれる。

 

それがいぬいの持論です。

 

このブログでは、そこにたどり着くまでの方法のひとつを、紹介させていただこうと思います。
あくまでひとつの道に過ぎません。
むしろこのブログを読んでいるみなさんが同じ道をたどるのではなく、脱線していくのを楽しみにしています。
そのほうが遥かにお互いにとって楽しいでしょうし、結果として多くの人のためにもなると思います。

 

別々の方向に行くことがあっても、またいずれお会いできるはずです。
その日を楽しみにしておりますね。


さて、少し具体的に方針を定めさせてください。


 本をほとんど読まない人が、
どうすれば毎月5~10冊程度の読書を習慣化できるか?


これを、このブログの指針といたします。

 

5~10冊とありますが、その数字にこだわるものでも、この数字が限界なわけでもありません。
方法をきちんと確立すれば数字を50にすることも、100にすることもきっと可能でしょう。

 

いぬいがこの数字にしたのは、このくらいがちょうどいいと思ったからです。

 

あまり読書に比重をかけすぎると、時間がなくなってしまいます。
いぬいが本気で読書を始めたのは大学1年生のときでしたが、友だち付き合いよりも本を優先したので、ほとんど飲み会や旅行に顔を出しませんでした。

それはそれで構わないのですが、必然的に友人とは疎遠になって、さみしい思いをしたこともあります。

 

自分の生活を崩さない程度に無理のない読書量を設定し、習慣化する。

 

それが、みなさんにお願いしたいことで、このブログの本当の目的です。

 

いっそ今の友人と距離を置くために、100冊で設定してみる。
それだって立派なことだと思います。

 

本を毎月1冊しか読まないから頭が悪い
100冊も読んでいたら友だちがいなくなる

 

それらはみな思い込みに過ぎません。

自分に合った読書量を考えていきましょう。

 

ちなみに今のいぬいの月間読書量(2015年から2016年の大体の平均)は、

 

全部読んだ本   5冊程度
部分的に読んだ本 20冊程度

 

です。

 

この記事を書いているのは3月ですが、3月は仕事がたくさんあってそっちを優先したいので、もっと少なくなると思われます。
ですが不自由な感じも、不快感もありません。満足しています。

 

少なくとも読書を習慣化することは、それほど難しいことではありません。

ですが、現状まだ確立していない人には、難しく感じてしまうことでしょう。

 

ありとあらゆるアプローチで、ぜひとも習慣化しましょう。
どうぞよろしくお願いします。

 

次回の更新は、3月14日(月)を予定しています。

よろしくお願いします。